
重機や建機のゴムクローラーの処分。これは産業廃棄物扱い?
結論からお伝えいたしますとゴムクローラーは産業廃棄物扱いとなり廃棄物処理に認可を国から受けている運搬業者及び産廃業者の手を経て正しく処分しなければならないという法律があります。
ゴムクローラーの正しい処分方法
ゴムクローラーは産業廃棄物扱いであり区分は廃プラスチック類になります。
これは車の廃タイヤも一緒の括りとなっています。
ゴムクローラーには廃タイヤ同様に正しい処分方法があります。
それを守らず適当に処分したり、誰かにまかせっきりにしてしまいますと大きなペナルティを課されてしまいます。
それではゴムクローラーの正しい処分方法を見ていきましょう。
処理委託業者の選定
まずはゴムクローラーの処分を委託出来る業者の選定を行います。
・交換の為にゴムクローラーを買ったところ
・検索などで探して業者
・知り合いからの紹介や口コミ
上記で産廃処理業者や運搬業者と繋がる訳ですが下記を絶対に確認してください。
・収集運搬業と処分業の許可証を有しているか
・マニフェスト(産業廃棄物管理票)を発行しているか
安さに釣られて適当な無許可業者に任せると大変な事になります。
一例を挙げますと最近は無許可の悪徳業者がこういった界隈に入り込んで違法操業をしているという噂もありますので気を付けてください。
※3~5社選定するといい感じです。
ゴムクローラーの汚れを落とし少しでも軽くする
ゴムクローラーの産廃処理業者の選定がおりましたら、見積もりに備えて少しでもゴムクローラーに付着した汚れを落とし軽くしてください。
Kgいくらで算出する業者も多いので、軽ければ軽いほど安くなります。
綺麗に掃除しても数千円程度しか変わらないとしても何十台と所有していればかなりの額になります。
相見積もりを取りゴムクローラーを引き渡す
こちらも当たり前ですが3社~5社程度の相見積もりは取った方がいいです。
安ければ安い方がいいですが、無認可の可能性もありますので基本的な相場観を知る事も重要です。
もしあなたさまが地方の場合、周りに3~5社も相見積もりを取れるゴムクローラーを産廃処理してくれる業者が無い場合は、少し離れたエリアの業者で見積もりを取り、出張費用などを加味して実質の産廃処理費用感を算出するといいです。
まとめ
重機や建機のゴムクローラーの処分はあらためて許認可されている産廃処理業者によって処分されることが絶対という事がお分かり戴けたかと思います。
なかなか業者選定が上手く行かず、ゴムクローラーの処分にお困りのあなたさまはお気軽に建機プロショップまでご相談くださいませ。